こわい、抱きにくい!首の座らない赤ちゃんに必須のおくるみ

生後すぐの首がすわっていない赤ちゃんは、ふにゃふにゃしていて柔らかく「抱くのがこわい!」という感想を持つ方も多いものです。

しかし自分の赤ちゃんともなると、沐浴もさせたり授乳したりと、毎日お世話をしなくてはなりません。「こわくて抱けない」とも言ってられませんよね。

授乳やお出かけ、沐浴の際など、首のすわっていない赤ちゃんを持ち上げる機会は何度もあります。そのような場合には「おくるみ」が役に立ちますよ。

おくるみは、「アフガン」とも呼ばれるアイテムで、だいたい80cm×80cmくらいの、少し厚手のキルトパッド生地のようなアイテムです。

赤ちゃんを抱き上げる際に赤ちゃんを包んで使う他、赤ちゃんの下に敷いたり、または掛けたりしても使えます。

ただの一枚の布の形の商品もありますが、最近では赤ちゃんを包んだりしやすいように、コーナーにフードが付いているものや、ポケットがついており足先がしまえるようなものもあります。

あまり薄い生地のものを選ぶと、赤ちゃんを抱き上げにくいため、薄過ぎる生地のものは避けるようにしましょう。

寒い時季には防寒用の衣類にもなります。温かい時季は肌着とおくるみだけで外出する、という方もおられるようです。

「赤ちゃんのお世話が初めてで、うまく抱き上げられるか自信がない…」という方は、1枚くらいは持っていても良いアイテムです。

また、夏産まれの赤ちゃんだと、おくるみの代わりの厚手のバスタオルなどで代用する方もおられるようですね。季節によって使い分けるのも良いでしょう。

おくるみにの布地には、色々な種類があります。柔らかなコットン製のものや、ちょっとこだわりたいお母さんのためにオーガニックコットン製のもの…

その他、ガーゼを何層かに重ねて作られた生地のものや、マイクロフリースでできたものなどがあります。

赤ちゃんの肌は皮膚も薄く、デリケートなためできれば商品に触ってみて、肌触りの良いものを選ぶと良いでしょう。

ちなみに「コットン」と「オーガニックコットン」の違いについてご紹介しましょう。コットンとは、綿(わた)のことです。

綿、とはアオイ科の植物の実の部分であり、日本国内でも茨城県や栃木県などで栽培されています。

しかしコストの面の問題もあり、現在国内に出回っているものの多くは、アメリカ産や中南米産のものが多いようです。

ただの「コットン」の場合は、植物ですので栽培中に除草剤や化学肥料などの農薬を使用している場合も多くあります。

一方「オーガニックコットン」は、そのような農薬や化学薬品などを使用せずに栽培するのが特徴です。

「コットン」を選んだからと言って、赤ちゃんに特別農薬などの害がある、というわけでもありませんが、免疫力などのまだまだ少ない赤ちゃん…

毎日肌に触れるものなら「オーガニックコットン」を選択するのも良いかもしれませんね。

その他、足を元気にバタバタさせそうな赤ちゃんには、足先をしまえる部分がしっかり分かれているおくるみがおすすめです。

このような商品の場合、バタついてもはだけないように、足先などにボタンが付いているものもあります。

フード部分にクマの耳などが付いているかわいらしいものも多数ありますので、好みのものを探してみましょう。

「妊婦用パンツ」「妊婦用衣類」は無くても何とかなる

「妊婦さんになって、お腹も大きくなってきたから…」と妊婦さん用のショーツや、妊婦さん用の衣類などを買いそろえる方がおられます。

妊婦でお腹がとくに大きくなるのは、妊娠後期の2、3ヶ月の間だけの場合もあるので、この際にマタニティファッションを楽しむのも良いでしょう。

しかし、逆に「その2、3ヶ月間だけのために洋服を買うのはもったいないなあ」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

「マタニティ用の普段着は絶対必要なのか?」というと、そうでもありません。実は、私はどちらも使用しませんでした。ショーツも普段着用の衣類も、無くてもなんとかなるものです。

妊婦さん用のショーツは「マタニティショーツ」または「デカパン」とも呼ばれる大きいパンツです。

大きなお腹部分を、おへその上くらいまですっぽり覆う形状になっているため、見た目にとても大きいショーツです。

お腹を、冷やさないように守る機能があり、保湿の役目もあります。また、商品によっては腰痛の軽減にも役に立つようです。

私の場合は、ずっと妊娠前の普通のショーツで過ごしました。その代わりに腹巻きのような腹帯を、起きている時も寝る時も、常に身に着けていました。

腹帯の予備は洗い替えに2、3枚用意しましたが、それで問題ありませんでしたよ。

妊婦さん用の普段着は、ズボンやスカートだとウエストラインの上に、余分な伸縮性のある生地が付いているのが特徴ですね。

この生地があることによって、大きなお腹をそこに収めることができる形状になっています。

私は、妊娠前に購入した伸縮性のあるズボンがそのまま履けたので、それで過ごしました。お腹が出てくると、骨盤あたりでボタンを留めるようでしたがとくに問題なく履けました。

また、緩めのワンピースを活用することもありました。緩めのデザインのワンピースなら、多少お腹が出てきても、問題なく着ることができます。

前開きのワンピースなら、羽織ものとしても授乳用としても使えるので、とても便利ですよ。

ただ、大きなお腹になっても、「スーツなどを着て会社に行かないといけない」という妊婦さんの場合は、妊婦さん用のスーツパンツなどが必要かもしれません。

私は妊娠3、4ヶ月目頃に勤めていた会社を退社をしたため、外に出るのは散歩のためや、夫の実家にお邪魔する時、知り合いに会う時や、検診の時だけになりました。

普段着で行けるような会社なら、マタニティ用の衣類は必要ないかもしれませんが、オフィス用のウエアを着る必要がある会社なら、何着か用意しても良いでしょう。

その他、赤ちゃんが産まれてからお母さんが着用する「授乳服」などがあります。授乳服は、服をめくりあげなくても授乳できるように、胸元にスリットが入っている服です。

これも「買った方がいいのか…?」と悩んでおられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。…授乳服も「意外と使わなかった」という方もおられます。

「前開きのシャツや、丈の短めの上着なら十分代用でき、めくり上げて授乳した方が早かった」、という意見が多いようです。

また、「授乳服のスリットからうまくおっぱいを出せずに、グズらせてしまった」というような意見も多く聞かれます。

どれも、「必要かな?」と思えば、買いに行ってみるくらいの気持ちで良いでしょう。

あれっ、赤ちゃんってどうやって洗うの?必ず要る!沐浴用品

赤ちゃんが産まれるまでに用意しておきたいものの一つに、「沐浴用品」が挙げられます。沐浴用品、とは赤ちゃんをお風呂に入れるためのアイテムです。

主な沐浴用品には、ベビーバスや、湯温計、沐浴布やベビー用スポンジ、沐浴剤、湯上がりに保湿などの目的で使用するベビーローションなどがあります。

ベビーバスには、台所のシンクに取り付けて使えるものや、浮き輪のように空気で膨らませるものなどがあります。

赤ちゃんの身体全部が沈まないように、頭が乗る部分だけ高くなっているものなど、様々な種類があります。

ですが、タライや大きめの洗面器で代用する方も多く、沐浴させるお母さんやお父さんが無理なく使えるものなら、わざわざベビーバスを用意しなくても代用は可能です。

また、ベビーバスを使って沐浴させるのは、1ヶ月から数ヶ月の間で、それ以降はお母さんやお父さんと一緒に湯船でお風呂に入る、という赤ちゃんもいます。

使用期間が短いため、「レンタルで済ませよう」という方もおられます。

「ベビーバスを買うかどうか?」ということは、家に代用できるものがないか、一度確認してみてからでも良いでしょう。

湯温計については、「あまり使わなかった」という方も多いようです。というのも、最近では「お風呂の給湯機能で温度設定が可能である」という方が多いことが理由です。

給湯時に温度設定をしていれば、その温度での給湯が可能なため、「湯温を計る必要がない」ということですね。

沐浴布は、赤ちゃんをお湯の中に入れる際に、赤ちゃんにかけて利用する布です。そのまま赤ちゃんをお湯につけると、不安になってグズってしまう子もいます。

そういう時に、沐浴布などをお腹にかけてあげると、安心してお風呂に入ってくれる場合が多いようです。

沐浴布は大きいサイズのものも売られていますが、あまり大きいと、洗うのに邪魔になるため「ガーゼハンカチで代用した」というお母さんもおられます。

ガーゼハンカチで代用してみて問題がなければ、大きいものを買う必要はないでしょう。

沐浴剤については、固形の石鹸よりは泡タイプでポンプから出てくるようなものが使いやすく、便利です。

赤ちゃんを支えていると片手しか空かないため、石鹸を泡立てている余裕がありません。

また、寒い時季だと、なおさら急がなくては湯温が下がってしまい、風邪をひかせる原因になってしまいます。

その他の沐浴剤には、お湯の中に溶かして使うものもあります。ベビーバスで赤ちゃんを洗ったあとは、「上がり湯」と呼ばれるすすぎのお湯をかける工程があります。

この、お湯に溶かす沐浴剤のタイプだと、石鹸を使わない代わりに上がり湯をしなくても良い、というメリットがあります。

しかし人によっては、「うまく汚れを落とせなかった」という方もおり、使い勝手も人それぞれです。自分が使いやすそうな方を選んでみましょう。

赤ちゃんの沐浴が終わったら、ベビーローションなどの保湿剤が必要です。湯冷めしないうちに、身体に塗って保湿してあげましょう。

絶対入院に必要!産褥ショーツって?

妊娠後期に入る頃、必ず買っておきたいものに「入院準備のアイテム」があります。これらを買いそろえるのは、「妊娠8ヶ月に入る前」にはそろえておくことをおすすめします。

8ヶ月…というと、週で言えば28週から31週という週数の頃になります。この前にはそろえておいた方が良い、というのには、早めに産まれる方も中にはいらっしゃるからです。

私の知り合いでは、「32週目で産まれてしまった」という方もおられます。急に入院になって、お父さんだけで入院準備のアイテムを買いに行く、というのはなかなかたいへんなことでしょう。

「もう少し先だから…」と先延ばしにせず、8ヶ月に入る頃には、入院の準備もだいたいは済ませておきましょう。

入院準備に必要なものは、赤ちゃんを産む産院によっても異なる場合があるため、「何が必要で、何が必要ないか?」ということはよく確認しておきましょう。

入院に必要なものは、大きく分けると「お母さんのもの」と「赤ちゃんのもの」に分けられます。

赤ちゃんのもので必要なのは、退院時に着せる赤ちゃんの肌着などの衣類や、おくるみなどです。おむつは、退院時は病院側が用意してくれることが多いようです。

布おむつなどを使用したい場合は、おむつカバーが必要です。また、赤ちゃんを車に乗せて帰るのならば、ベビーシートも必要になります。

お母さんに必要なものは、授乳に便利なマタニティブラジャー、産褥ショーツ、寒い時季の場合は羽織もの、靴下や化粧品類です。

その他、「産んでからすぐ、広がった骨盤を矯正したい」という方は、骨盤ベルトやウエストニッパーなども用意しておきましょう。

コップや歯ブラシ、院内で過ごす用の衣類のマタニティパジャマ、産後の悪露のためのナプキン、その他シャンプーやリンスなどは、産院で用意してくれる場合もあります。

それぞれの産院によって、準備してくれるものは違うので、入院前にはよく確認しておきましょう。

最近では、4日から5日間で退院するお母さんがほとんどのようですが、入院中にのみ使うショーツに「産褥(さんじょく)ショーツ」というものがあります。

産褥ショーツは、産後の悪露に対応したショーツです。悪露(おろ)というのは、生理のような、子宮からの出血がある状態です。

産後は出産により、子宮内膜などがはがれ落ちたりすることが原因で、出産直後にはとくに多量の悪露があります。

普段の生理用のナプキンでは対応できないほどの出血量の場合も多く、悪露用のナプキンもあるほどです。

またこの悪露の期間は、段々と出血量は減っていくものの1ヶ月から3ヶ月くらいは続きます。

産褥ショーツを、普通の生理用のショーツで代用する方もおられますが、やはり産褥用の方が便利なためこちらを用意する方がほとんどのようです。

産褥ショーツの一番の特徴は、股の部分がファスナーなどで開くようになっており、ショーツを上げ下げしなくても楽にナプキンを取り替えられる点です。

そのため、もしも帝王切開などで出産しお腹に傷がある方も、痛みを感じることが少なくて済みます。

その他「産後1日2日は身体が動かない」という場合もあり、ナプキンの交換を看護師の方にお願いすることもあります。

その際にスピーディーに交換してもらうためにも、産褥ショーツをそろえておくことをおすすめします。

また、出産後の悪露の出具合など、産後の経過を診察する際にも、産褥ショーツを履いての診察が行われる場合もあります。

抱っこひもは買い替える人続出?その理由とは

抱っこひもは、2回3回と買い替える人が多いアイテムの一つだ、と言われています。…その理由とは、いったいどうしてなのでしょうか。

抱っこひもも、高価なものでは1万円以上するものもたくさんあります。「子供と楽に安全に過ごすため」…とは言っても、なるべくなら買い替えなしで済ませたいものですね。

抱っこひもは海外製の商品も豊富で、色々なメーカーから製造、販売されているのでどれを選ぶかも迷ってしまいますよね。

また、抱き方のタイプにも横抱きで抱くものや、縦抱きで抱くものがあります。商品によっては、ひもなどの位置を付け替えることで、色々な抱き方ができるという商品もあります。

「買い替えることになった」という方でとくに多いのが、「産まれる前に購入しておいたものが、赤ちゃんや自分に合わなかった」という意見です。

「これは良いだろう」と思って買っておいたけど、実際に使ってみると、抱かれ心地が悪いのか赤ちゃんが嫌がってしまったり、使い方などが意外と面倒だったり、ということがあるようです。

「それじゃあ、どのタイミングでどうやって買うのが良いの?」ということになりますが、このタイミングについては、産後でも十分間に合うようです。

というのも、赤ちゃんの首がすわるには、生後3ヶ月から5ヶ月くらいの期間が必要です。横抱きのものは、この、首がすわるまでの時期に必要な抱っこひもです。

しかし「首がすわるまでは、おくるみで外出した」または「外出しなかった」というお母さんや、「横抱きの抱っこひもで抱くと嫌がって泣いてしまった」という赤ちゃんが多いようです。

そのため、一番おすすめの抱っこひもの選び方は、「首がすわるようになってから抱っこひもを選ぶ」、という選び方です。

首のすわった赤ちゃんと一緒に商品を選びに行き、店頭で実際に着用してみましょう。「抱っこひもを使って抱っこした時に、赤ちゃんが嫌がらないか?」

ということや、「お母さんがその抱っこひもを使うのに、不便なことがなくパパッと手際よく使いやすいか?」などをチェックしながら選んでみましょう。

また、「ブカブカしていたり、赤ちゃんが大きく揺さぶられたりしないか?」、「密着性はあるか?」などの安定性や安全性についても大事なポイントです。

その他、肩ひもなどのひもの長さが調整できるものなら、お父さんと共有することも可能なので「お父さん用に」と買い足す必要がありません。

そのような選び方をすることで、何度も買い替えたりする事態を防ぐことができます。また、何通りもの抱き方ができる抱っこひもですが、「二通りくらいしか使わなかった」という方も多いようです。

抱き方が何通りもある多機能なものより、二通りくらいの抱き方しかできなくても、安定性があって、使いやすいものなら、そちらの方が役に立つ可能性が高いかもしれません。

何度もの買い替えを防ぐには、抱っこひもは赤ちゃんが産まれて首がすわってから、赤ちゃんと一緒に選びに行ってみましょう。

マタニティフォトの誘惑…今しか撮れない記念写真

「必須品」というわけではありませんが、妊娠後期に入ってくると撮っておきたい写真があります。それはこの時期しか撮れない「マタニティフォト」です。

マタニティフォトは、七五三など子供の写真を撮るサービスが行われている写真館では、行われていることも多いサービスです。

妊婦さんが、妊娠中のお腹の様子を記念に写真に残すサービスで、お腹の膨らみがとくに目立ってくる8ヶ月頃からが、妊婦らしいきれいな写真が撮影できるタイミングだと言われています。

芸能人などが撮り始めたことで話題になり、最近では一般のお母さん達も個人個人で衣装を用意したり、第一子のおられる方はお子様と一緒に撮影する方もいらっしゃいます。

マタニティフォトを撮る際の衣装には、挙式に使うようなベールだけをまとい、ヌードに挑戦するお母さんもおられるようです。

その他、頭にお花の輪っかを付けたり、胸だけチューブトップやビキニのようなもので隠し、お腹は出して腰から下にはパレオのようなものをまとって撮影する方もおられます。

お腹に花の輪っかを巻いたり、リボンを結んだりする場合もあります。この、花の輪っかや、お腹に巻くリボンのことは「マタニティサッシュリボン」と呼びます。

既製品を売っている場合もあるので、マタニティフォトをお考えの方は買いそろえてみるのも良いでしょう。もちろん手作りでも良いですよ。

その他、旦那さんと一緒に撮影をしたり、お腹にペイントをする、という方もおられます。私もこの撮影の誘惑には勝てず、マタニティフォトを撮ることにしました。

白いレース生地のチューブトップと、丈の長い前開きの白いチュニックで撮影を行いました。「撮影だから」とわざわざ特別な衣装をそろえなくても、白い衣装でしたらそれなりにきれいに撮れますよ。

挙式の際に、「ベールは自分で買ったので、手元にある」という方は、この際に活用するのも良いでしょう。

さて、私が撮影に行った場所は、毎週火曜日に先着何人までかは、無料でマタニティフォトを撮影してくれる、という大手の子供写真館でした。

無料で撮影してくれる上に、撮ったうちの1枚だけは3枚まで入るアルバムに収めて、無料でもらえるというサービスです。

また、赤ちゃんが産まれたら「お宮参り」の際と「お食い初め」時の写真撮影などの、2回分の撮影チケットがもらえる、というサービス付きです。

「なぜ全部無料なのか?何の企みが?」と思って調べてみたところ…マタニティフォトも含めて、それぞれ3回分1枚ずつで合計3枚しかもらえない、というところにポイントがありました。

撮影自体は1枚以上撮影するのですが「もらえるのが1枚のみ」ということで、その他の撮影したものが欲しい場合、買取になるのです。

自分のマタニティフォトは1枚で満足できても、さすがに子供の写真となると何枚も買い取ってしまうお母さんが多いらしく、それで元を取っているようですね。なるほどです。

私もなるべく、もらえる分だけでもらって帰りたいですが…おそらく何枚か買ってしまうでしょう…。写真館で撮られた写真はきれいですからね。

今?あと?いつ買えばいいの?チャイルドシート

子供を車に乗せるのに、必ず必要になるのが「チャイルドシート」ですね。子供をチャイルドシートに乗せることは平成12年4月から道路交通法で定められ、義務化されています。

チャイルドシートは、6歳までの子供を車に乗せる際に必要なものです。なので子供が産まれ、車も所有している家庭にはなくてはならないアイテムです。

子供をチャイルドシートを乗せなくてはならない理由には、「一般の車に取り付けられているシートベルトは、大人の身長や体重に合わせて安全基準が満たされるように作られている」という理由があります。

つまり6歳以上であっても、安全基準に、身長や体重がまだ足りない子については、引き続きチャイルドシートを使う方が安全だと言えます。

ちなみに、この「車に取り付けられているシートベルトが想定している身長や体重」とは、身長は約140cm以上、体重は約40kgからとなっているようです。

場合によっては6年以上使うかもしれないチャイルドシート…いったいいつ買うのが良いのでしょうか?

大抵の方は、赤ちゃんを産むのに産婦人科などの病院を利用されるかと思います。産まれてから退院する際に、病院から自宅まで車を使用するなら、産まれる前に用意した方が良いでしょう。

産まれたばかりの赤ちゃんも、車に乗せるのならチャイルドシートが必要なのです。

もちろん、「産婦人科から自宅が歩いて移動できるほど近く、車に乗せずに帰れる」という場合にはしばらくは必要ありません。

産まれたばかりの赤ちゃんを外気に触れさせることは、免疫力もまだまだ少ないことや、気温の変化にも対応が難しいことからなるべく避けるべきです。

それでは、赤ちゃんを外に連れ出して良いタイミングは?というと、最低でも1ヶ月は経ってからです。1ヶ月経つと、病院で1ヶ月検診などがあります。

その他、産まれてから1ヶ月頃を目安に行われる「お宮参り」という行事もあります。お宮参りは、普段家族が初詣に行ったり安産祈願に行くような、氏神様で行うのが良いとされています。

新しく誕生した命を、普段お世話になっている神様にご紹介し「どうぞよろしくお願い致します」と、お参りをする儀式が「お宮参り」です。

さて、赤ちゃんを外出させても良いのは最低でも1ヶ月からですが、本格的に外出しても良い時期は、首のすわってくる3ヶ月から5ヶ月のあたりです。

「本格的に」とは言っても極端に人ごみの多い場所は避けた方が良いでしょう。チャイルドシートを後から準備するという方は、1ヶ月検診の際や、3から5ヶ月頃から準備しましょう。

チャイルドシートの形状によっては、赤ちゃんに合わずに、乗るのを嫌がる場合もあります。実物を見て、実際に座らせてみて商品を選ぶのが良いでしょう。

チャイルドシートには、赤ちゃんのうちだけ使える「ベビーシート」などの一定の期間だけ使えるものと、小さい頃から大きくなるまで長く使えるものがあります。

一定期間使えるものは、身体にフィットして安定感があるのに対し、長く使えるものは使う期間によって部品の付け替えなどがあり装着が難しい場合があります。

経済面では長く使える方がありがたいですが、きちんと装着できないと事故につながる場合もあります。子供とも相談しながら、自分に合う方を選んでみましょう。

色々あり過ぎ…どれが本当に要るの?準備するべき赤ちゃん用品

赤ちゃん用品の売り場に行くと、色々なものが売られていますね。ベビー用体温計や赤ちゃんハンガー、ベビーバス用の温度計など「どれが要るんだろう…」と不安になってしまいます。

その中から、「これは準備しておいても損はない」というものを紹介していきますね。

赤ちゃんは一人では何もできません。食事からお風呂、歯磨きなどすべてのお世話が必要になります。

まずは、爪切りは必須品です。赤ちゃんの爪の伸びるスピードは意外と早く、2、3日間隔で切っている、という方もおられるほどです。

とくに、自分の爪で自分の顔を引っ掻いてしまう赤ちゃんもいるので、爪切りをして爪を短くしておくことは大切なお手入れなんですよ。

赤ちゃんの爪の大きさは大人の大きさと比べると特別に小さいため、赤ちゃん用の爪切りが必須品となってきます。

小さなハサミのような形状のものから、大人用のような形状のものまで色々とありますが、使いやすそうなものを選びましょう。

ちなみに私は、ハサミタイプのものを購入しました。大人用のような形状のものだと、切る部分が見えづらく切りにくい…というような意見を聞いたことがあるためです。

「引っ掻いて顔を傷つけないように」と、あんまり深爪にするのも痛そうですが、手の平側から爪を見て、白い部分が見えない程度に切ってあれば良いでしょう。

次に歯磨きですが、歯磨きは産まれてすぐには必要ありません。ですが6ヶ月も過ぎると小さな歯が生えきます。歯が生えてきたら、口の中に歯ブラシを入れても嫌がらないようにするための練習が必要です。

それには、ガーゼなどの清浄綿があると良いですよ。ごく最初のうちは、小さい歯を清浄綿でキュッと磨くことで、だんだんと歯磨きに慣れていかせます。

清浄綿は赤ちゃんの歯を磨く以外にも、母乳をあげる前に乳首を拭いたりして使用します。10枚セットなどで売られているので買っておきましょう。

また、赤ちゃん用の綿棒もあると良いでしょう。赤ちゃん用の綿棒は、ドラッグストアなどに置いてあるものより細めにできています。

細めにできていることで、赤ちゃんのお耳やお鼻、またはおへそなどの掃除に使えるアイテムです。大量には要りませんが一つはあると良いでしょう。

また、おむつ替えをする際に必要となる「おしりふき」も忘れずに買っておきましょう。厚手のものと薄手のものがあります。

「厚手のものはうんちの際に使い、薄手のものはおしっこの際に使っている」などの使い分けをしている方もおられるようです。

好みによって買いそろえましょう。その他、よく買ってしまいがちなベビー体温計ですが、こちらは「あまり使わなかった」という方も多いようです。

耳に入れて体温を測るタイプなどがありますが、耳にうまく入らなかったり赤ちゃんが嫌がることがあります。

あんまりバタバタしない赤ちゃんなら、大人用の体温計でも十分代用が可能ですよ。

これだけはそろえておくべき!わかりにくい赤ちゃんの肌着

「赤ちゃんの肌着をそろえよう!」と売り場に行って、その多さにパニックになった方も多いのではないでしょうか。サイズも種類も豊富で、何が良いやら初めての方にはわかりづらいですよね。

私も、初めて肌着を買いに行った時は、「どれを買えばいいの??」と迷った挙げ句、とりあえずその日は何も買えずにパンフレットだけ持って帰りました。

赤ちゃんの肌着は、新生児用から3ヶ月ごとくらいに大きさが分かれており、「赤ちゃんってこんなに早く成長するの?」と驚いてしまいます。

さて、その中から一番最初に買っておくサイズといえばもちろん「新生児用」と表記のある一番小さな肌着になります。

「3ヶ月なんてすぐだから…」と少し大きめの肌着を買って行かれるお母さんもおられるようですね。確かに3ヶ月ごとに買い替えないといけないなら、それも良い手だと思います。肌着代も意外と高いですからね。

赤ちゃんの肌着には、短肌着、長肌着、コンビ肌着、その他ドレスオール、2WAYコンビ、プレオール、ロンパスなどの様々な種類があります。

この中で、とくに必要となるのがコンビ肌着です。コンビ肌着とは、赤ちゃんの足下まで長さのある肌着で、股下についているスナップボタンを留めると、赤ちゃんがバタバタしてもはだけない、というメリットのある肌着です。

3ヶ月頃まで使うことができ、暖かい日などはこれ1枚でも過ごせます。乳吐きや、おむつ替えの際に汚れてしまうことを考慮すると、4、5枚はあると良いでしょう。洗濯の回数が減り、お母さんが楽に過ごせますよ。

その他、意見が分かれるものが短肌着と長肌着です。短肌着は、赤ちゃんの基本の肌着とも言われる肌着です。寒い日などにはコンビ肌着や長肌着の下に着せたりしても使用できます。

丈が、腰の辺りまでしかないため、「おむつを替えるのに肌着をめくる手間がなくて便利」、「よく動き回るので、長い丈のものより動きやすそうで良かった」などの意見があります。

その一方で、「赤ちゃんがバタバタしたらすぐにお腹からめくれ上がるので、風邪をひかせてしまいそうで使わなかった」、「下着代わりに着せると、上に着せた服の下でめくれ上がってしまい、使いにくかった」などの意見もあります。

長肌着は、足下近くまで長さのある肌着です。コンビ肌着と比べると股下にスナップボタンがついていないので、活発に足を動かす赤ちゃんの場合はめくれ上がってきてしまうかもしれません。

しかし、寒い日には短肌着と併用することで、暖かく着こなすことができるアイテムです。

以上のことを考慮して、赤ちゃん用の肌着をそろえるなら、コンビ肌着は数枚、短肌着や長肌着は、赤ちゃんによって合う合わないもあるので、そろえるなら2、3枚ずつくらいで良いでしょう。

その他、とくに活発な赤ちゃんには「ボディ肌着」が良かった、という意見もあります。ボディ肌着は、上下一体になった肌着で脚の部分がありません。

股の部分がスナップボタンで開けられるようになっており、おむつ替えの際はここのスナップボタンを開けておむつを替えます。

色柄を考えながら、一枚一枚選ぶのもまた楽しいですが、赤ちゃん用品の店舗によっては「初めての肌着セット」など新生児用の肌着を数枚くらいのセットにして売っているところもあります。

とりあえずは、そのようなセットを買ってみるのも良いでしょう。

おむつは即必要でも大量買いは×!赤ちゃんの体型に合わないかも

おむつには、紙おむつと布のおむつがありますが、一般的に使われているのは紙のおむつではないでしょうか。私も、おむつは紙にしようかなあと考えています。

布のおむつは、おむつカバーなども一緒に必要になりますが、洗って繰り返し使えるので、おむつ代を削れる、などのメリットがあります。

その一方で、絶えず洗濯機を回して洗濯をしないとならないため、「光熱費がかかった」という方もおられます。

紙おむつは使い捨てで、たくさんの量が必要になりますが、布と比べると洗濯をする手間などが省けるので、産後で育児にいっぱいいっぱいのお母さんには、強い味方となってくれます。

布のおむつを使おう、と思っていた方で途中から紙に切り替えた、という方には「忙し過ぎて洗濯が追いつかなかった」

また、「洗濯の合間に紙おむつで代用していたら、いつの間にか小さくなっていて使わなかった」という方もおられます。

布にするか紙にするか、迷うところですがいずれにしても大量に準備しておくのは避けた方が良いでしょう。

というのも、紙おむつにもサイズ展開があります。新生児用のものが一番小さいサイズで、その後S、M、L、ビックサイズ、おむつ卒業用のパンツ型、などに移行していきます。

新生児の場合には、1日のうちに10回以上おむつ替えが必要な場合があります。1日に10枚以上の布おむつを洗濯するのは、たいへんな作業ですね。

ですので、もちろんおむつはたくさん必要なのですが、産まれる赤ちゃんの大きさによっては「新生児用が小さくて合わない」という場合があるのです。

3000gを200も300も超えるような大きな赤ちゃんの場合、体型によっては、「新生児用のものは1ヶ月から3ヶ月頃には使えなくなった」、または「最初から小さくて使えなかった」という場合があります。

そのような場合、「たくさん要るから…」と買い込んでいると大量に余ってしまいます。子供の成長は、思っている以上に早いため、一つのサイズを大量に買い込むことは避けましょう。

最初は1パックか2パックくらいで良いと思いますが、しばらく買い物には出られない、という場合にはもう少し多めに買っておいても良いでしょう。

その他、「おむつの大量購入を避けましょう」ということの理由には、「赤ちゃんに合うか合わないか」といった問題があります。

ドラッグストアやスーパーのおむつ売り場に行くと、「いろんな種類があるなあ」と思われた方も多いでしょう。おむつにも色々なメーカーのものがあります。

「これが良いと聞いてたくさん買っちゃったけど、実際使ってみるとうちの子には合わなかった」ということや、「ムレてかぶれてしまった!」、「ヨコ漏れしてしまって全然使えない!」などの問題が発生する場合があります。

赤ちゃんの体質や体型によって、おむつの合う合わないも人それぞれなのです。「これだ!」というものが見つかるまでは、たくさん用意するのは避けた方が良いですよ。

また、同じサイズを大量に買わないこともポイントです。