抱っこひもは買い替える人続出?その理由とは

抱っこひもは、2回3回と買い替える人が多いアイテムの一つだ、と言われています。…その理由とは、いったいどうしてなのでしょうか。

抱っこひもも、高価なものでは1万円以上するものもたくさんあります。「子供と楽に安全に過ごすため」…とは言っても、なるべくなら買い替えなしで済ませたいものですね。

抱っこひもは海外製の商品も豊富で、色々なメーカーから製造、販売されているのでどれを選ぶかも迷ってしまいますよね。

また、抱き方のタイプにも横抱きで抱くものや、縦抱きで抱くものがあります。商品によっては、ひもなどの位置を付け替えることで、色々な抱き方ができるという商品もあります。

「買い替えることになった」という方でとくに多いのが、「産まれる前に購入しておいたものが、赤ちゃんや自分に合わなかった」という意見です。

「これは良いだろう」と思って買っておいたけど、実際に使ってみると、抱かれ心地が悪いのか赤ちゃんが嫌がってしまったり、使い方などが意外と面倒だったり、ということがあるようです。

「それじゃあ、どのタイミングでどうやって買うのが良いの?」ということになりますが、このタイミングについては、産後でも十分間に合うようです。

というのも、赤ちゃんの首がすわるには、生後3ヶ月から5ヶ月くらいの期間が必要です。横抱きのものは、この、首がすわるまでの時期に必要な抱っこひもです。

しかし「首がすわるまでは、おくるみで外出した」または「外出しなかった」というお母さんや、「横抱きの抱っこひもで抱くと嫌がって泣いてしまった」という赤ちゃんが多いようです。

そのため、一番おすすめの抱っこひもの選び方は、「首がすわるようになってから抱っこひもを選ぶ」、という選び方です。

首のすわった赤ちゃんと一緒に商品を選びに行き、店頭で実際に着用してみましょう。「抱っこひもを使って抱っこした時に、赤ちゃんが嫌がらないか?」

ということや、「お母さんがその抱っこひもを使うのに、不便なことがなくパパッと手際よく使いやすいか?」などをチェックしながら選んでみましょう。

また、「ブカブカしていたり、赤ちゃんが大きく揺さぶられたりしないか?」、「密着性はあるか?」などの安定性や安全性についても大事なポイントです。

その他、肩ひもなどのひもの長さが調整できるものなら、お父さんと共有することも可能なので「お父さん用に」と買い足す必要がありません。

そのような選び方をすることで、何度も買い替えたりする事態を防ぐことができます。また、何通りもの抱き方ができる抱っこひもですが、「二通りくらいしか使わなかった」という方も多いようです。

抱き方が何通りもある多機能なものより、二通りくらいの抱き方しかできなくても、安定性があって、使いやすいものなら、そちらの方が役に立つ可能性が高いかもしれません。

何度もの買い替えを防ぐには、抱っこひもは赤ちゃんが産まれて首がすわってから、赤ちゃんと一緒に選びに行ってみましょう。