すぐに取り出せる!鞄の中で迷子にならない母子手帳ポーチ

初期に準備するものの代表として「母子手帳ポーチ」などの、母子手帳をしまっておくケースがあると鞄からすぐ取り出せてとても便利です。

妊娠しているとの診断がされると、通っている産婦人科から出産予定日などが知らされます。それにともない妊娠届などの書類を自分の住まいの市役所などの市民課へ提出します。

市民課では母子手帳と妊婦健康診査受診表、マタニティマークのチャームなどが交付されます。その他ファミリークラスの案内などの資料をもらう場合もあります。

母子手帳と妊婦健康診査受診表は、妊婦検診には毎回必要なものです。産婦人科で「妊娠しています」と診断を受けたら、次回の診察までには必ず交付の手続きをしましょう。

なお「交付されたが紛失してしまった」という場合は、保健センターなどで再発行の手続きができますが、妊婦健康診査受診表は再発行できません。無くさないように注意しましょう。

母子手帳は、妊婦さんの体調管理をするのに必要なアイテムです。毎回の検診で、尿検査や体重の増減、血圧測定、中期に入るとお腹周りの測定などをしますが、その記入欄があり、予防接種をした場合も病院側で記入してくれます。

また、赤ちゃんが産まれたら赤ちゃんの予防接種歴など、検診履歴を書くのに使われます。とくに予防接種歴などは、赤ちゃんが高校生になるまで記入していたという方もおられます。

母子手帳は赤ちゃん一人一人に用意する手帳であり、その後も長く使われる手帳です。子供の通院の際には必ず持ち歩きましょう。

妊婦検診に毎回必要なものには、母子手帳の他「妊婦健康診査受診表」があります。これは、3枚一組の転写式の記入用紙が14回分のセットになっているものです。

検診の度にメモパッドのように1セット剥がし、住所や氏名、電話番号、出産予定日などを記入して産婦人科に提出します。

この1枚目は、産婦人科など医療機関の控えとして保存されます。2枚目は母子手帳への貼付け用として検診終了後に返ってきます。3枚目は、お住まいの市や区に、病院側から提出されます。これを使用することにより、妊婦検診費用が免除されます。

母子手帳ポーチには、主にこの2点をしまっておくものになります。その他、産婦人科の会員カードや、血液検査をした際の書類などをしまうのも良いでしょう。

赤ちゃん用品売り場などに行くと、色々収納できるものや、布地のかわいいものなども多数売られています。しかし、とくに何でもいい、という場合には100均にあるものでも十分です。

子供が産まれると、次から次へ色々なものに費用が必要になってきます。節約できるところは節約して、100均も上手に使いましょう。

私が使っているものは、100均に置いてあるものでB5サイズくらいのビニール製のケースです。ジッパーが赤く本体の部分には格子状にビニールヒモが組まれており、透け過ぎずそれなりに丈夫です。

妊婦健康検査受診表が、ちょうどA5サイズくらいなので、ゆとりを持たせてこのサイズにしました。ちょっと透けていることで、中に何が入っているかも確認しやすくシンプルでたいへん便利です。

「母子手帳ポーチにまでそんなにお金をかけられないし、とくにこだわりもないんだよね」という方には、安くそろいますし十分代用が可能ですよ。

とくに妊婦健康検査受診表は転写式となっているため、鞄の中でそのままにしておくと、くしゃっとしてしまったり余計な線が転写されてしまいます。

それを防ぐのにも、母子手帳と妊婦健康検査受診表は何らかのポーチやケースにしまうようにしましょう。