マタニティフォトの誘惑…今しか撮れない記念写真

「必須品」というわけではありませんが、妊娠後期に入ってくると撮っておきたい写真があります。それはこの時期しか撮れない「マタニティフォト」です。

マタニティフォトは、七五三など子供の写真を撮るサービスが行われている写真館では、行われていることも多いサービスです。

妊婦さんが、妊娠中のお腹の様子を記念に写真に残すサービスで、お腹の膨らみがとくに目立ってくる8ヶ月頃からが、妊婦らしいきれいな写真が撮影できるタイミングだと言われています。

芸能人などが撮り始めたことで話題になり、最近では一般のお母さん達も個人個人で衣装を用意したり、第一子のおられる方はお子様と一緒に撮影する方もいらっしゃいます。

マタニティフォトを撮る際の衣装には、挙式に使うようなベールだけをまとい、ヌードに挑戦するお母さんもおられるようです。

その他、頭にお花の輪っかを付けたり、胸だけチューブトップやビキニのようなもので隠し、お腹は出して腰から下にはパレオのようなものをまとって撮影する方もおられます。

お腹に花の輪っかを巻いたり、リボンを結んだりする場合もあります。この、花の輪っかや、お腹に巻くリボンのことは「マタニティサッシュリボン」と呼びます。

既製品を売っている場合もあるので、マタニティフォトをお考えの方は買いそろえてみるのも良いでしょう。もちろん手作りでも良いですよ。

その他、旦那さんと一緒に撮影をしたり、お腹にペイントをする、という方もおられます。私もこの撮影の誘惑には勝てず、マタニティフォトを撮ることにしました。

白いレース生地のチューブトップと、丈の長い前開きの白いチュニックで撮影を行いました。「撮影だから」とわざわざ特別な衣装をそろえなくても、白い衣装でしたらそれなりにきれいに撮れますよ。

挙式の際に、「ベールは自分で買ったので、手元にある」という方は、この際に活用するのも良いでしょう。

さて、私が撮影に行った場所は、毎週火曜日に先着何人までかは、無料でマタニティフォトを撮影してくれる、という大手の子供写真館でした。

無料で撮影してくれる上に、撮ったうちの1枚だけは3枚まで入るアルバムに収めて、無料でもらえるというサービスです。

また、赤ちゃんが産まれたら「お宮参り」の際と「お食い初め」時の写真撮影などの、2回分の撮影チケットがもらえる、というサービス付きです。

「なぜ全部無料なのか?何の企みが?」と思って調べてみたところ…マタニティフォトも含めて、それぞれ3回分1枚ずつで合計3枚しかもらえない、というところにポイントがありました。

撮影自体は1枚以上撮影するのですが「もらえるのが1枚のみ」ということで、その他の撮影したものが欲しい場合、買取になるのです。

自分のマタニティフォトは1枚で満足できても、さすがに子供の写真となると何枚も買い取ってしまうお母さんが多いらしく、それで元を取っているようですね。なるほどです。

私もなるべく、もらえる分だけでもらって帰りたいですが…おそらく何枚か買ってしまうでしょう…。写真館で撮られた写真はきれいですからね。