赤ちゃんの発育に関わる?ベビーベッドやお布団選び

赤ちゃんが少し大きくなるまでの期間に必要になるのが、ベビー布団やベビーベッドです。ベビー布団は長期間使う方では3歳頃までは使った、またはおむつが取れるまで使った、という方もおられます。

ですが、寝返りができるほど骨や筋肉がしっかりしてくれば、「お母さんの布団で一緒に寝る」という場合も多く、最短では5、6ヶ月しか使わなかった、というような方もおられるようです。

このことから、ベビー布団は使う期間もそこまで長くないため、それなりの機能を持っているお布団なら安いものでも十分です。

さて、それなりの機能とは?というお話ですが、産まれたばかりの赤ちゃんの背骨や頭の骨はたいへん柔らかく、丈夫になるまでに少し時間がかかります。

この時期に、柔らか過ぎるお布団などを選ぶと、背骨がお布団に沈んでしまい、曲がった状態で形成されてしまう可能性があります。

また、赤ちゃんは早い子では2ヶ月頃から寝返りを始めますが、2ヶ月目の赤ちゃんは寝返りをした後、未発達な筋力の関係から自分で元の状態に戻れず、窒息してしまう危険があります。

柔らかいお布団だと、顔がうずまりやすいので、寝返りを打って戻れない状態の場合に、窒息する危険がさらに高まってしまうのです。

つまり、ベビー布団は赤ちゃんの背骨などを形成するのに必要な、ある程度の固さがあることが重要です。その他、掛け布団には軽いものが良いでしょう。

赤ちゃんを赤ちゃん用のベビー布団に寝かせることは、他にもメリットがあります。赤ちゃんは、母乳を吐いてしまったり、おもらしなどでお布団を汚してしまうことが多々あります。

そのような時に、大人用のお布団を毎日干したりするのはたいへんですが、小さいベビー布団なら干したり洗濯したりといったことが楽にできます。

汚してしまうことを想定して、ベビー布団用の防水パッドを買いそろえると、お布団まで汚れが染みず、お洗濯もさらに楽になりますよ。その他、替え用の布団シーツなどがあると良いでしょう。

ベビーベッドを使用する際にも、ベッドの上に固めの敷き布団を敷く方や、マットレスを敷いて使う方がおられますが、いずれにしても敷物は固めのものを選びましょう。

また、ベビーベッドに関しては、意外と場所を取るため自宅の広さによっては注意が必要です。ベビーベッドのメリットは、床の上を舞っているホコリから赤ちゃんを守れることが特徴です。

また、ペットなどを飼っている場合にも、ワンちゃんやネコちゃんから守ることができます。その他、小さな兄弟がいる場合などにも、その攻撃から守ることができるというメリットがあります。

しかしベビー布団同様に、「ベビーベッドもそこまで長期間使わなかった」という方も多く、また「ベッドでは寝てくれないので結局お母さんと一緒に寝た」という方もおられます。

家の間取りを考えて、ベビーベッドを置くようなスペースがあまり無いような場合は、ベビー布団を選ぶのが良いかもしれませんね。

その他、ベビーベッドはレンタルサービスもあるので「ちょっと使ってみたい」という方はレンタルをしてみるのもおすすめです。