妊娠しても「しばらくは問題無いだろう…」と、つい放っておきがちなのが妊娠線の対策です。「えっ?妊娠線の対策ってお腹が大きくなってきた頃にすれば良いんじゃないの?」
…と思っている方も多いのではないでしょうか?実は、妊娠線のケアには早めの対策が超重要なんですよ。
では、どれくらい早めがいいのか?というと、遅くとも3ヶ月目には対策を始めた方が良いんです。ちなみに3ヶ月目…というと、まだまだ初期の8週目からということになります。
赤ちゃんの大きさは、まだイチゴくらいという時期ですね。しかし、この頃にはお母さんの身体は着々と準備を始めていて、乳房が張ってくる方もいればホルモンの影響で便秘がちになってしまう方もおられます。
それにともない、皮膚も脂肪が付きやすくする準備を始めています。脂肪が付く、ということは皮膚が伸びるということです。
この伸びる際に、皮膚がそのスピードに追いついていけない場合、皮膚の表面が割れてしまい、ミミズ腫れのような状態になり、妊娠線となってしまいます。
妊娠線は、出産後は白い筋のように変化しますが、一度できると消すのがなかなか難しいため「できないように対策をする」ということが大切なポイントです。
いつ皮膚が伸び始めても大丈夫なように、早くから皮膚の表面を柔らかく、柔軟にしておくことが重要なのです。冬など乾燥しやすい季節だと、妊娠がわかったらすぐ始めるくらいでも良いかもしれません。
実際に、私も妊娠がわかったのは冬になる頃でしたが、親のすすめもあり、すぐに妊娠線対策を始めました。現在もお腹はツルンとしてきれいな状態を保っています。
妊娠線のケアには、伸びの良いマッサージクリームなどが必要です。赤ちゃん用品の売り場などに行くと売ってあるので探してみましょう。
ひねって締めるキャップの商品の他、ポンプ式になっている商品も塗るのに便利ですよ。選ぶ際の一番のポイントは、保湿力が長く続くものが良いでしょう。
また、赤ちゃんにも使えるものだと産まれてからも赤ちゃんの乾燥対策などに使用できるので、とても便利です。
その他、妊娠線ケア用のマッサージクリームはお腹以外にも塗るので、たくさん塗ってもお財布に優しい値段のものを選ぶのもポイントです。
「妊娠線は、お腹だけにできる」と思っている方も多いのですが、実はお腹以外にもできます。二の腕や、脇腹、お尻、お尻の下、太もも、太ももの内側、ふくらはぎなどほぼ全身にできる可能性があるのです。
つまりマッサージクリームは、ほぼ全身に塗る必要があるのです。なぜそんなところにまで、できてしまうのか?というと、妊娠すると、全身に脂肪が付きやすくなるためです。
全身に脂肪が付きやすくなることで、普段は伸びる機会の無かった場所まで伸ばされることになり、余計に妊娠線ができてしまうというわけなのです。
妊娠がわかったら、なるべく早めにマッサージクリームを用意して、妊娠線対策を始めましょう!