こわい、抱きにくい!首の座らない赤ちゃんに必須のおくるみ

生後すぐの首がすわっていない赤ちゃんは、ふにゃふにゃしていて柔らかく「抱くのがこわい!」という感想を持つ方も多いものです。

しかし自分の赤ちゃんともなると、沐浴もさせたり授乳したりと、毎日お世話をしなくてはなりません。「こわくて抱けない」とも言ってられませんよね。

授乳やお出かけ、沐浴の際など、首のすわっていない赤ちゃんを持ち上げる機会は何度もあります。そのような場合には「おくるみ」が役に立ちますよ。

おくるみは、「アフガン」とも呼ばれるアイテムで、だいたい80cm×80cmくらいの、少し厚手のキルトパッド生地のようなアイテムです。

赤ちゃんを抱き上げる際に赤ちゃんを包んで使う他、赤ちゃんの下に敷いたり、または掛けたりしても使えます。

ただの一枚の布の形の商品もありますが、最近では赤ちゃんを包んだりしやすいように、コーナーにフードが付いているものや、ポケットがついており足先がしまえるようなものもあります。

あまり薄い生地のものを選ぶと、赤ちゃんを抱き上げにくいため、薄過ぎる生地のものは避けるようにしましょう。

寒い時季には防寒用の衣類にもなります。温かい時季は肌着とおくるみだけで外出する、という方もおられるようです。

「赤ちゃんのお世話が初めてで、うまく抱き上げられるか自信がない…」という方は、1枚くらいは持っていても良いアイテムです。

また、夏産まれの赤ちゃんだと、おくるみの代わりの厚手のバスタオルなどで代用する方もおられるようですね。季節によって使い分けるのも良いでしょう。

おくるみにの布地には、色々な種類があります。柔らかなコットン製のものや、ちょっとこだわりたいお母さんのためにオーガニックコットン製のもの…

その他、ガーゼを何層かに重ねて作られた生地のものや、マイクロフリースでできたものなどがあります。

赤ちゃんの肌は皮膚も薄く、デリケートなためできれば商品に触ってみて、肌触りの良いものを選ぶと良いでしょう。

ちなみに「コットン」と「オーガニックコットン」の違いについてご紹介しましょう。コットンとは、綿(わた)のことです。

綿、とはアオイ科の植物の実の部分であり、日本国内でも茨城県や栃木県などで栽培されています。

しかしコストの面の問題もあり、現在国内に出回っているものの多くは、アメリカ産や中南米産のものが多いようです。

ただの「コットン」の場合は、植物ですので栽培中に除草剤や化学肥料などの農薬を使用している場合も多くあります。

一方「オーガニックコットン」は、そのような農薬や化学薬品などを使用せずに栽培するのが特徴です。

「コットン」を選んだからと言って、赤ちゃんに特別農薬などの害がある、というわけでもありませんが、免疫力などのまだまだ少ない赤ちゃん…

毎日肌に触れるものなら「オーガニックコットン」を選択するのも良いかもしれませんね。

その他、足を元気にバタバタさせそうな赤ちゃんには、足先をしまえる部分がしっかり分かれているおくるみがおすすめです。

このような商品の場合、バタついてもはだけないように、足先などにボタンが付いているものもあります。

フード部分にクマの耳などが付いているかわいらしいものも多数ありますので、好みのものを探してみましょう。